生活習慣病とは
以前は中高年の病気として「成人病」と呼ばれていましたが、成人に限らず、生活習慣の積み重ねで引き起こされるという点から、平成8年より「生活習慣病」と言われるようになりました。
成人病が病気の早期発見・発病してからの治療法に重きを置いていたのに比べ、生活習慣病は健康増進・病気予防のため、生活習慣を改善することを重視しています。
生活習慣病には、脳梗塞、心筋梗塞、がん、高血圧、高脂血症、糖尿病、アルコール性肝臓病、通風、歯周病など、他にも実にさまざまなものがあります。
それらは悪い生活習慣を断ち切る・改善すれば、かなりの確率で発病を予防・発病後の症状を緩和できると考えられています。
日常生活と生活習慣病
生活習慣病が発症してしまうと、病院に通い、薬を飲まなければならなくなります。
これらの病気はもともとは危険因子は同じなので、1つが発症すると次々と他の生活習慣病を引き起こしてしまうことも少なくありません。
病気が次々と同時に発症する様子を称して「死の四重奏」などといわれるのは、そのためです。
次の病気が発症したら新しい薬を飲み、次の病気が出たらまた新しい薬が加わる、ということをやっているうちに、気が付いたら薬漬け……なんてことも。
薬よりも大切なことは、それら病気の原因になった悪い生活習慣の改善です。
症状が重くなった場合は専門家に指導してもらうことが一番ですが、そうなる前に3度の食事をバランスよく食べることを心がけるだけでも、症状はかなり良くなります。
特に心がけたいのは、多種類の食品を摂取することです。
たとえば、パスタとパンが付いているランチセットでは、炭水化物ばかりに偏った食事になってしまいますので、パンをやめて、パスタとサラダ、スープのセットにするなど、ちょっとしたことを意識してみましょう。
そして食事の摂り方も気をつけたいものです。
まずスープを飲んでから他の品に手をつける、とんかつを食べるときはキャベツからなど、食べる順番を変えるだけで、血統越智の上昇を抑えられ、太りにくくなります。
また高い効果が期待されているのが、適度な運動です。
適度な運動といっても、面倒…と感じるかもしれませんが、週3日、20分早歩きの散歩をするだけで十分です。
週に1回、3時間プールで泳ぐより、週に3回の軽い運動のほうが健康効果が高いようなのです。
食事と運動に注意することは、病気の根を絶つことなり、すべての生活習慣病を予防・改善させることにつながります。
簡単なことからでも、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?