日本人と高血圧
日本人の国民病とも言われる高血圧。
日本人の食生活に欠かせない、お醤油、味噌汁、漬物などはナトリウムを多く含んでいて、平均塩分摂取量は、1日の理想摂取量の10gをこえています。
塩分過多イコール高血圧というのは単純すぎますが、ではどういう状態が高血圧なのかを考えていきましょう。
まず、血圧には「最高血圧」と「最低血圧」があります。
心臓は常に血液を送り出していますが、血液を送り出す時は、全身に行きわたらせるために心臓を収縮させます。
当然送り出すほうが圧は高くなり、そのときの血圧を最高血圧、または上の血圧と呼んでいます。
反対に、全身をめぐった血液が戻ってくる時、次に送り出すために心臓を拡張させて準備をしている状態の血圧を、最低血圧または下の血圧と呼びます。
複数回、時間や日をかえて測定し、最高血圧が「160mmHg以上」、または最低血圧が「90mmHg以上」のとき、高血圧と診断されています。
高血圧を放置してしまうと、心臓や血管に負担を与えるため、脳卒中や心臓病、高血圧性の腎障害など、重大な病気につながっていくので注意が必要です。
はっきりとした原因はわかっていませんが、生活習慣、遺伝などによる体質、ほかの病気など、いろいろな背景から引き起こされると考えられます。
【高血圧の原因と考えられるもの】
・塩分のとりすぎ
・過度な飲酒
・喫煙
・肥満
・ストレスのためすぎ
・遺伝などの体質
(遺伝といっても、同じ家庭に育った人は自然と食べるもの、生活習慣が似通ってくるためとも考えられます)
血液内に老廃物がたまり水分量が減ってしまうと、当然血液の流れは悪くなります。
それを正常にしようという機能から、心臓が血液をより多く流そうとするために血圧は上がります。
この無理な状態は他の病気の要因にもなってしまいます。