生活習慣病と健康食品⑤
<ガラクトマンナン>
食物繊維の一種で、水溶性のもの。
主にグアー豆やフェヌグリークなどのマメ科植物に含まれている。
優れた保水性をもつため、便を柔らかくして、穏やかな排泄を促してくれる。
トクホ(特定保健用食品)にも認定されている信頼のおける成分。
<カモミール>
ヨーロッパ原産のキク科植物。
ドイツでは医薬品扱いされているほどの薬効をもつハーブ。
「大地のリンゴ」とも呼ばれ、オランダ語読みでは「カミツレ」、フランス語読みで「カモミール」。
興奮を鎮めたり、睡眠を促す精神安定作用をもち、下痢や便秘の改善にも効果がある。
風邪の初期症状にも効き、乾燥肌の保湿作用もあるなど、効き目はいろいろ。
利用法は乾燥させてハーブティーとしたり、精油をアロマテラピーに使うなどの方法がある。
<オレイン酸>
一価不飽和脂肪酸で、熱に強く酸化されにくい油の成分。
植物油やナッツ類など脂肪を含む食品のほとんどに存在する成分だが、とっくにオリーブオイルの含有量は高い。
血液中の悪玉コレステロールを除去し、動脈硬化、心臓病、高血圧などを予防・改善する。
また、胃酸の分泌をコントロールするので、胃酸の出すぎや胃潰瘍を防ぐ。
腸に働きかけ、便秘を改善する効果もある。
<アラビノガラクタン>
食物繊維の一種で、「アラビノース」と「ガラクトース」という2つの糖類が結合したもの。
免疫力を高めるサプリメントには、含まれていることが多い成分。
民間療法としてガン治療に用いられる有効成分のひとつでもある。
腸内の環境を整え、善玉菌を増やすので、便秘や下痢などの症状にも効果を示す。
<シャンピニオンエキス>
ハラタケ科のキノコで、英語ではマッシュルームと呼ばれる。
シャンピニオンから抽出した成分は、胃腸を整え、腸内環境を正常にする。
腸内環境がわるいことから発生する、呼気の臭い、体臭、便臭などを改善する効果がある。
またカリウムが豊富なため、心臓の働きを正常にして高血圧の予防も期待できる。
<ラクトフェリン>
牛乳に含まれている赤色をしたたんぱく質。
出産後3日くらいの期間に出る母乳(初乳とよぶ)に、多く含まれる。
免疫力を非常に強くする作用があり、生まれたての赤ちゃんを感染症などから守る。
抗酸化・抗ウィルス・抗炎症などの作用があり、腸内の環境を整えたり、胃の中のピロリ菌や肝臓中の肝炎ウィルス(C型肝炎)などを抑制、駆除してくれる。
ただし、胃酸で分解されやすいので、腸まで届かせるには食後に摂取することがのぞましい。